Women's Health

  • HOME
  • 女性のからだ情報
  • お悩み相談・Q&A
  • 運動・食事でヘルシーアップ
  • あなたの健康管理
  • 新着情報

HOME > 日常の予防 > 目だけの病気でないVDT症候群(テクノストレス眼症)

目だけの病気でないVDT症候群(テクノストレス眼症)

 オフィスでのパソコン操作の時間が長くなっているだけでなく、自宅でもゲームやネットオークションなどパソコンに接する期間が長い現代人。目のショボショボ、充血、ごろごろするなど「目の疲れ」は慢性的で、仕方がないと思っていませんか? でも、あなどることなかれ。実は、内面の健康状態や精神的な疲労が、疲れ目の症状として出るケースもあるのです。

目ばかりではないパソコン病

 パソコンの作業と関連した目の疲れや精神的な症状を、総じてVDT症候群(ビジュアル ディスプレイ ターミナルズ、別名:テクノストレス眼症)と言います。
 目の焦点を調節する視神経の機能は、自律神経のコントロールを受けています。そのために体の状態や精神的なストレスに強く影響されます。目の症状の他に、全身がだるい、吐き気がする、イライラ、無気力などの症状が出たら要注意。それはパソコンのせいかもしれません。
 長時間、不安定な姿勢で緊張をしていると交感神経優位となり、副交感神経に支配される涙の分泌が少なくなるので目に疲れが出るのです。また交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、ぐっすり眠れなくなったり、肉体的にも精神的にも不安定になることがあります。

目の疲労をさけるために

(1)今の作業環境を見直してみましょう。

(2)視力がいい人もわるい人も、一年に一度程度は視力を計り直しましょう。
(3)ディスプレイの明るさの調整を忘れていませんか? ディスプレイの明るさは、明るすぎず暗すぎず。長時間眺めて見やすいようにセッティングしてください。照明も明るい間接照明が理想です。

疲れ目を解消するには

 疲れ目を解消するには、目を休めることがなによりも効果的。作業1時間ごとに10~15分くらいは、目を休めるよう習慣をつけましょう。気分転換にもなり、精神的なストレスを解消する効果もあります。
 また乾燥は疲れ目や充血の原因になります。目のまばたきを意識的に増やしたり、目薬をこまめにさしたりして、乾燥を防ぎましょう。
 睡眠時間も十分に取って、目を休めましょう。目がつらいときには、睡眠前の読書や携帯メールやサイトチェックも控えてください。
 そのほかタオルで温湿布や乾燥を解決する目薬を使うのも良い方法です。

  ・ときどき目を休める。窓の遠くの景色を眺める。
  ・意識的に、まばたきを増やす。
  ・タオルで温湿布をする。
  ・よく眠る。
  ・目薬をさす。

疲れ目による目の充血

 目が疲れてくると目に栄養や酸素を運ぼうとして、周囲の血液循環が高まり、充血が起こります。疲れ目が原因の充血は、専用の目薬を使ってください。栄養成分の入っていない血管収縮剤の目薬を常用するのは避けましょう。

目薬の成分と注意点

 目薬には防腐剤が含まれていることが多いため、一日3、4回の使用にとどめましょう。夜寝る前の使用も避けてください。日常的なドライアイの対策には、防腐剤の入っていない使いきりタイプなどを使用したほうがいいでしょう。

目薬をさすときは

  ・清潔な手で、指が目に触れないように。
  ・目薬の先が目・まつげに触れないように。
  ・目頭や拡げた下まぶたに1.2滴落とす。
  ・さした後、目薬がしみこむように軽く目を閉じる。

どっきりデータ

偏った食事とダイエットで目が悪くなる

 ダイエット中の人が疲れ目を訴えることがあります。偏った食事や無理なダイエットは、目の栄養となるビタミンB群が欠乏しやすくなるからです。ビタミンB群は、お菓子やインスタントの食品にはほとんど含まれず、またお酒やタバコで摂取したビタミンが壊れてしまいます。
 そのほか漢方では「肝」の影響が眼に現れる、と言われています。お酒の飲みすぎや甘いものの食べすぎで肝臓を酷使することは、全身の疲労を招き、眼によくありません。

積極的に取りたい食材


ビタミンB1とB2…
視神経の働きを高めます。疲労物質の除去を助け、肩こりを改善します。
ビタミンB1が含まれる食品は、豚肉、胚芽米、レバー、枝豆、ピーナッツ、のり、ごまなど。
ビタミンB2が含まれる食品は、牛乳、チーズ、やつめうなぎ、さば、納豆、干ししいたけなどがあります。

ビタミンB6…目の調節機能である水晶体と毛様体筋の主成分となるたんぱく質の吸収に不可欠です。また、緊張性のイライラや軽いうつ病にも効果的です。
ビタミンB6が含まれる食品は、サケ、サバ、イワシ、いも類、牛乳、大豆などです。

ビタミンA…毛様体の筋肉の弾力性を回復させ、疲れ目やかすみ目などの改善に役立ちます。欠乏すると、夜に視力が低下する夜盲症になります。
ビタミンAが含まれる食品は、レバー、にんじん、かぼちゃ、うなぎ、シシャモ、春菊、にら、ほうれん草、チーズ、鶏卵などがあります。


アントシアニン…
抗酸化作用のあるポリフェノールの仲間です。網膜上にある色素体(ロドプシン)の合成に関わっています。色素体は、水晶体を通じて網膜上にうつしだされた映像を脳に伝達し、光の刺激で分解・再合成を繰り返しています。アントシアニンはこの再合成を促進することにより、目の機能修復・改善するのです。他にも、老化防止やサラサラ血にする作用があります。
アントシアニンが含まれる食品は、代表的なブルーベリーの他にも、カシスやぶどう、クランベリー、プルーンなどのベリー類、なす、黒豆、黒ごま、赤キャベツなどがあります。

βカロチン…体内でビタミンAに変わるプロビタミンで、必要量だけビタミンAに変換され、残りは体内に蓄積されます。βカロチンは非常に活発な状態で即効性があり、活性酸素や過酸化脂質を取り除く抗酸化作用があるので、がんや老化防止に効果があります。
βカロチンが含まれる食品は、赤しそ、モロヘイヤ、にんじん、パセリ、春菊、にら、小松菜などです。

目が疲れたらクコの実を食べましょう!

 クコ(ドライフルーツ)の実には、ビタミンAの一種であるβカロチンが豊富に含まれています。βカロチンは非常に活発な状態で即効性があり、過剰分は体内に蓄積されます。またクコの実には美肌を保つコラーゲンの合成を促進する作用もあります。クコの実はドライフルーツとして、スーパーなどでもよく見かけます。チェックしてみて。

情報更新日:2009/11