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月経のトラブル3 月経痛

月経痛は誰にでもある 痛みと上手につき合おう

 月経が始まる2~4日前から月経中にかけて起こる腹痛、腰痛、頭痛、下痢などの症状を総じて「月経痛」と呼びます。女性なら多かれ少なかれ、誰にでも月経痛はあります。多くの人の場合、月経が始まった1~2日目が痛みのピーク。月経痛とは女性としての機能がちゃんと働いている証として、上手に付き合いたいものです。

月経痛の原因

【子宮口が成長していない】
月経は、毎月、一定の周期で行われる子宮内膜の剥離出血です。卵子が受精しなかったために、不要になった子宮内膜がはがれ、子宮口から血液とともに排出されます。妊娠、出産経験のない若い女性は子宮口が狭く、血液がスムーズに流れないと下腹部痛、腰痛などの月経痛が生じるのです。

【子宮の収縮度が強い】
20代後半からの痛みは、子宮内膜から出る「プロスタグランディン」というホルモンが体質的に多いことが考えられます。このホルモンは、子宮を収縮させて月経血の排出を促す働きがありますが、分泌が多いと子宮の収縮度が強くなり、痛みが生じます。
このプロスタグランディンは、本来出産時に大量に分泌されて陣痛を起こすもの。子宮はたとえ妊娠していなくても、出産用のホルモンの分泌により、毎回、陣痛のような収縮を行っているのです。

【体の冷えから血液がスムーズに流れない】
冷房や薄着などから体が冷えて、血流が悪くなると生理痛がひどくなることがあります。また体を冷やさないために、月経中は冷たい飲み物や、果物、生野菜などの食物を避けてください。

月経から考えられる病気

子宮の収縮からくる「機能性の月経痛」なら、症状を和らげるための鎮痛剤や漢方の服用で、痛みを和らげるのは問題ありません。またピルなどで排卵を抑えることで痛みがとれることがあります。
しかし、同じ月経痛でも、骨盤腔内に病気が隠れている「器質性の月経痛」には注意が必要です。その「器質性の月経痛」を起こす病気としては、子宮筋腫、骨盤内の炎症、子宮内膜症、卵巣嚢腫などが考えられます。今、毎月、耐えられないほどの月経痛に悩んでいる人は、「機能性の月経痛」なのか、「器質性の月経痛」なのか、婦人科医に相談してください。

月経痛を乗り切る方法

普段より睡眠をたっぷりとる
月経中は心も体もブルー。月経痛が激しいときは、楽な姿勢で睡眠をとるのがいちばんです。横向きに寝て、お腹にクッションを抱えるようにすると楽になるという人が多いようです。

下半身を温める
月経時の基礎体温は低温期。体が冷えて血行が悪くなるところに、薄着は禁物です。下半身を温める方法として、足浴で体を温めると、月経痛がやわらぎます。また冬なら、腰に使い捨てカイロを利用すると、月経痛が軽くなります。

血行を悪くするキツイ服は着ない
月経中は無理をせずに、リラックス。血行を妨げるような服装はやめましょう。

血液となる食べ物を取る
血行をよくするビタミンE、経血を抑える働きをするマンガン、貧血に効く鉄分にビタミンCをプラスして、鉄分の吸収率を高めましょう。

ビタミンEを多く含む食品……アーモンド、ごま、かぼちゃ、サフランなど。
マンガンを多く含む食品……アーモンド、ほうれん草、アサリなど。
鉄分を多く含む食品……干しえび、海苔、昆布、ひじき、レバー、卵黄、にんにく、ごまなど。
ビタミンCを多く含む食品……緑黄色野菜、果物、緑茶など。

軽いストレッチで血液を流す
軽い運動やストレッチは気分転換になり、また、骨盤の血液の流れをよくするので痛みも和らぎます。まずはヨガなどでもお馴染みの、ネコの背伸びのようなポーズをしてみてください。
コラム
Q)夏より冬のほうが月経痛が激しいのはなぜ?

A)子宮も筋肉。寒いときは収縮が強くなることが考えられます。
 
 月経痛は子宮の収縮により起こるもの。子宮は筋肉でできています。冬は筋肉が縮こまり、体がスムーズに動くのに時間がかかるのと同じような原理で、子宮の動きも収縮がスムーズにゆかず、痛みを強く感じるのです。
また、冬は毛細血管まで血液が届くのが遅くなり、体が冷えると生理痛がおこりやすくなります。

Q&A