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婦人科を受診してみましょう

最近どうも調子がよくない…、月経の周期や体調に違和感がある…のに、婦人科はなんとなく抵抗があるし、面倒くさい… などといって、ためらう人も多いはず。でも悩んでいる間に、病気が進行してしまうこともあるのです。

自分が何かおかしいという感覚、それは体からのサインです。特に女性は乳がんと子宮がんは気をつけたいところ。いつもと違う、と感じたら先送りせずに、婦人科を受診しましょう。万が一、何かの病気であっても、早期に発見、治療すれば、完治する確率は高くなりますし、もやもやした不安感を取り除くことができます。

具体的に婦人科系の病気の症状は、月経不順、月経痛、月経前の体調不良、月経中の体調不良、不正性器出血、おりものの異常、外陰部のかゆみ・痛み、下腹部の痛み、腰痛、排尿時の痛み、排便時の痛み、性交痛…などに出ます。思い当たるふしはありませんか?

初診がスムーズに進むよう、婦人科の問診票にはどんな項目があるのかを紹介します。

婦人科検診の料金について

 自治体で行われているものは無料か、少しの自己負担となります。
婦人科で検診を希望する場合、一般的な料金として、がん検診は3000~1万円、おりものによる検査3000円前後、性感染症血液検査5000円前後、です。また総合的に判断する婦人科ドック、主婦検診などがある病院もあります。場合によっては保険非適用の検査が必要になるかもしれませんし、薬が処方されたらその分の費用がかかります。

婦人科の問診票の一例

 初診では必ず問診票の提出があります。以下のような項目がありますので、病院にいく前に自分に問いかけてみましょう。問診票に記入するときにあわてないよう、あらかじめまとめておくと便利です。また、基礎体温を付けているのであれば、そのグラフも持参してください。
問診票はできるだけ正直に、正確に書くことが、問題解決への近道となります。

・受診の目的(妊娠の診断・避妊/妊娠の相談・検診希望 等)
・年齢
・身長
・体重
・家族構成(結婚して○年)
・喫煙の有無
・アルコールの量、コーヒー、緑茶などの嗜好品の量
・現在治療中の病気
・常用薬
・薬剤アレルギーの有無
・喘息やアトピーなどの有無
・過去にかかった大きな病気、手術
・今までに受けた検査
・月経周期(月経周期の日数)
・月経期間(月経が始まってから終わるまでの期間)
・月経の量(多い・普通・少ない・不規則)
・月経異常の有無
 (月経不順、月経痛、月経前の体調不良、月経中の体調不良、不正性器出血、
・外陰部のかゆみ、外陰部の痛み、下腹部のしこり、排尿時・排便時の痛み)
・おりものの異常(量が多い・色がつく・においがする)
・最近の月経の日と期間
・その前の月経の日と期間
・閉経した年齢
・最近の性交渉について
・更年期障害がある(ほてり、のぼせ、発汗、冷え、動悸、息切れ、めまい、不眠、不安感、いらいら、うつ状態、耳鳴りなど)