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HOME > かしこい患者学 > 乳がん検診を受けましょう

乳がん検診を受けましょう

病気は、どんなものでも早く発見して治療することが大切。乳がんも早期発見なら、治す手立てはたくさんあります。そこで、重要なのが検診です。自治体から集団検診のお知らせが来たらチャンス!自治体のお知らせが見当たらない人は、誕生日や結婚記念日など日にちを決めて、乳がん検診を年に一度は受けましょう。

こんな人はすぐ検診を!

以下の8つの項目にひとつでも当てはまり、乳がんの検診をしたことのない人は、近々に検診をおすすめします。

年齢:40歳以上の人
未婚:30歳以上で未婚の人
未産:30歳以上で未産の人
閉経:55歳を過ぎても月経がある人、あった人(特に初経が早かった人)
体重:標準体重プラス20%以上の肥満の人
遺伝:母親や姉妹など、親族に乳がんがある人
その他:避妊ピルや女性ホルモン、副腎皮質ホルモンを常用している人

検査の方法

乳がんの検査は外科、産婦人科などでも行えますが、できれば専門の乳腺外来の看板があるところで受けてください。検査は短時間で済み、痛みもないので、心配する必要はありません。

1.問診・視診・触診

「乳房や乳頭に気になることや痛みがあるのか、ないのか?」などの問診を行い、視診に入ります。左右の大きさや形に差があるか、えくぼ症状があるか、乳頭、乳輪部のびらんの有無を診ます。また触診では、鎖骨、胸骨、助骨下縁、腋窩(えきか)の中央まで広い範囲を触り、しこり(腫瘍)の有無を診ます。また、乳頭をつまんでみて、乳汁分泌の有無や分泌物の色や性状を診ます。さらに腋窩、鎖骨下、頸部リンパ節が腫れていないかを診ます。

2-A.マンモグラフィ検査

マンモとは乳腺を意味する言葉。マンモグラフィ検査とは、乳房専用のレントゲン撮影のことです。上下の2枚のプラスチック板の間に乳房を片方ずつはさんで薄く引き延ばした状態で、上下方向から撮影します。さらに2枚のプラスチック板を縦にし、左右から乳房をはさんで薄く引き延ばし、左右方向から撮影します。通常は、左右を比較するために両方の乳房を撮影します。
よいマンモグラフィを撮影するためには、乳房をプラスチックの板で圧迫することが大切。というのも、透過力の弱いX線を用いるため、乳房をなるだけ薄くしないとはっきり写らないことがあるからです。また、乳房を薄くすることで、X線の被曝をより少なくできます。
急を要する人は別ですが、閉経前の人は、月経直後の乳腺の軟らかい時期に検査を受けたほうが、圧迫感は少なくすみます。

検査は10~15分。実際にX線を当てるのは数秒。

2-B.超音波検査

乳房に超音波をあてて、乳房の内部から跳ね返ってくる反射波を画像にするものです。
寝台の上にあお向け、または背中に枕を置いて斜め上向きになります。超音波の通りをよくするために、乳房表面にゼリーを塗り、端子を皮膚に沿って滑らすようにしながら検査します。妊婦がおなかの子どもの状態をみる超音波検査と同じものです。

検査は5~10分。人体に無害。
*最近は自治体の検診でもマンモグラフィ検査を採用しています。マンモグラフィ検査のほうが小さなしこりや、早期乳がんのサイン(微細石灰化)も写し出し、乳がんの早期発見が期待できます。妊娠中など特別な理由がなければ、マンモグラフィ検査をおすすめします。

3.診断

乳がんが疑わしい場合は、しこりに直接針を刺して細胞を取り、それを観察する「細胞診」や、しこりの一部または全部を採取して、それを観察する「組織診」(マンモトーム生検など)があります。
コラム
乳がんと診断されたら…
ここまでの検査を受け、「乳がん」と診断されたら、「今見つかってよかった」と前向きにとらえましょう。乳がんは決して、不治の病ではありません。手術も切除部分をできるだけ小さくする方法が主流となり、術後の治療法も多数あります。医師とよく相談し、納得のいく治療法を選んでください。

Q&A