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たっぷり夏野菜の揚げ浸し

「なすの栄養1 ~夏の体調管理~」

なすの旬は、暑さの増す7月から残暑の厳しい9月。私たちのからだがほてりやすく、水分を求める時期が旬です。

なすは1本当たりのカロリーが約18kcalととても低カロリーで、その成分の90%以上が水分です。東洋医学の考え方では、なすは「熱を冷ます」など、夏にほてったからだを「冷やす」働きがあるといわれています。また、汗と一緒に流れ出てしまう「カリウム」も豊富です。カリウムが不足すると、脱力感や食欲不振など、夏ばての症状にも繋がります。カリウムは水に溶ける性質があるので、効率よく摂るには、揚げる、炒めるなど、水を使わない料理がおすすめです。

また、なすはそのスポンジのような果肉が、油をしっかり吸い込みます。
油は全ての食品中で最もカロリーが高いので、摂りすぎには注意が必要ですが、夏に食欲が落ちてエネルギー不足になりやすい人は、揚げなすや炒め物など、エネルギー源の油脂もしっかり摂れるメニューを考えてみましょう。

材料 4人分

なす…4本
プチトマト…8個
かぼちゃ…100g
ピーマン…2個

揚げ油…適宜

■調味料
 醤油…大さじ1
 酒…大さじ1
 砂糖…小さじ2
 赤唐辛子…2本
 だし汁…300cc

作り方

【1】 赤唐辛子は斜めに切って種を除き、調味料とともに鍋に
   入れてひと煮立ちさせ、冷ましておく。
【2】 なすはヘタを落として大きめの乱切りにする。
   プチトマトはヘタを取り除く。
   かぼちゃはなすの大きさに合わせて1センチ厚さのいちょう切りにする。
   ピーマンはヘタと種を取り除いて、長めの乱切りにする。
【3】 野菜をそれぞれ170度の油で揚げ、余分な油をきって【1】に漬け込む。  
【4】 冷蔵庫で冷やしてからいただく。

栄養価 1人分

エネルギー(kcal)210
たんぱく質(g)2.4
脂質(g)15.4
炭水化物(g)15.3
食物繊維(g) 3.9
カルシウム(mg)28
鉄(mg)0.7
ビタミンA(μg) 266
ビタミンB1(mg)0.10
ビタミンB2(mg)0.11
ビタミンC(mg)35
塩分相当量(g) 0.8

栄養コメント

なすはそのスポンジ状の実が油をしっかり吸い込みます。揚げなすは、暑気あたりで食欲が落ちているときのエネルギー補給におすすめ。ゆでたお肉などを組合わせることで一皿で主菜と副菜を一緒に摂れるバランスアップメニューになります。

おいしさのポイント!

唐辛子の辛味のきいた漬け汁が野菜にしっとりとなじみます。しっかり冷やすことでさらにおいしく食べることができます。