「赤い野菜といえば?」と聞かれて、一番に思い浮かべるのが「トマト」ではないでしょうか。スーパーマーケットに行けば季節を問わず、様々な種類が販売されています。日本人の食生活にすっかり馴染んでいるトマトですが、栽培され始めたのは明治時代以降。それでも昭和10年代にはすでに一般的な野菜となっていました。
トマトは大まかにレッド系、ピンク系、ファースト系、ミニトマトなどに分けることができます。
レッド系というのは主に加工用でしたが、最近はトマト本来の味がわかるという特性が見直され、生食用に改良されたものが出回るようになりました。
ピンク系の代表は、「桃太郎」などの完熟トマトです。実がしまり、糖度が高く、食感もよい人気の品種です。そして、最近よく見かけるようになったのがファースト系です。桃太郎が普及する前の主流でしたが、肉質がしっかりして甘みと酸味のバランスがよいなどの特徴が、近年見直されています。
さらに、すっかり定番となったミニトマト、そして、糖度が高く果物のような味わいが魅力のフルーツトマト、色身が黄色実を帯びたものなど、選ぶのに迷ってしまうくらい種類の豊富なトマト。あまり興味を持ってみていなかったという人は、ぜひ、一度、売り場でじっくり選んでみてはいかがですか?

トマト(中)…4個
■ドレッシング
バルサミコ酢…大さじ3
オリーブ油(ピュア)…大さじ4
砂糖…小さじ4