かぜを予防するには、何より日頃から抵抗力の高いからだを維持しておくことが大事です。 まずは、「きちんと食べてしっかりからだを動かす」ことです。きちんと食べても、からだを動かさずにじっとしていては、体力を維持することはできません。
そして、食事です。
「かぜの予防にはまずビタミンC」、と思っている人が多いようですが、まずはたんぱく質をきちんととることが大切です。 たんぱく質は内臓やホルモン、血液などを作る材料となり、不足すると抵抗力が落ち、かぜなどの感染症にかかりやすくなります。 また、脂質や糖質のように体内に貯蔵する仕組みがないため、からだが必要とする量を毎食補っていく必要があります。
効率よくからだづくりに利用されるたんぱく質食品は、肉、魚、卵、大豆製品で、食卓では主菜となるものです。 毎食、1皿いずれかのたんぱく質食品を食べましょう。

冷凍うどん…1玉
冷凍ほうれん草…50g
桜えび…3g
卵…1個
カットわかめ…1g
めんつゆ+水…300cc
(メーカーの希釈に合わせる)
桜えびやカットわかめは不足しがちなカルシウムやミネラルが豊富です。雑炊や汁物、炒め物などにも幅広く利用でき、乾物で保存もきくので、買い置きしておくと便利です。