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外陰部について

私のクリトリスは、上皮にかくれていて見えません。これは異常なのでしょうか。
クリトリス(陰核)の大きさは、人によってさまざまですが、一般的には上皮にかくれているのが普通の状態です。皮をひろげれば見える状態になりますし(小さな突起程度の大きさだと見えにくいこともあります)、また性的刺激によって見えるようになることもあります。あなたの場合も異常でもなんでもありませんから、心配いりません。
大学生ですが、私の小陰唇は人よりすごく長く、色も黒ずんでいます。手術などで、小さくする方法はあるのでしょうか。
小陰唇の大きさや色などは、人によってさまざまです。先天的な要因もありますし、小さい頃からのオナニーの経験の多さなどが影響することもあります。一般的には成人するにつれ、色素沈着によって黒ずんできます。

思春期頃の女性には、こうした悩みが多いのですが、ほとんどのケースでは自分が思いこんでいるだけで、実際には異常なものではありません。神経質になる必要はありませんが、心配ならば一度女性医師のいる婦人科を受診して、相談してみたらどうでしょうか。

もし、日常生活に支障をきたすような状態なら、切除手術によって小さくすることもできます。その場合には、産婦人科か形成外科を受診してください。

また乳腺症から乳がんに発展する可能性は、きわめて低いとされています。あなたの場合も心配ないと思いますが、不安なときはほかの病気の予防もかねて、半年に1回ぐらいのペースで定期検診を受けることをお勧めします。
外陰部に白い水疱がみつかり、少しずつ広がっています。かゆみもありますが、恥ずかしいので受診できないでいます。どうしたらいいでしょう。
あなたの症状からは、いろいろなことが考えられます。よくあるのは腟炎ですが、おりものの異常などはありませんか。ヘルペスウイルスの感染症のように、早く治療しないとどんどん重症化するものもあります。

ヘルペスウイルスはセックスによる感染が多く、外陰部に水疱ができ、破れると潰瘍化します。痛みがひどくなると、歩いたり、排尿したりするときにも苦痛になり、しかもなかなか完治しないやっかいな病気です。

ほかにもさまざまな細菌感染で、水疱やかゆみが起こります。いずれにせよ放っておくのはよくないので、恥ずかしがらず受診してください。
ワンポイントアドバイス
外陰部のかゆみは、さまざまな原因から起こります。月経時やおりものによるかゆみは、入浴のときに外陰部をぬるま湯で軽く洗い流し(強くこすらないこと)、またナプキンやおりものシートをこまめに替えて、清潔を保つようにしましょう。

細菌感染によるかゆみで、水疱や湿疹などができたときは、かきむしると炎症が広がり、悪化させてしまいます。受診してかゆみの原因をつきとめ、治療する必要があります。そのほか糖尿病や腎臓病、肝臓病がある場合にも、外陰部にかゆみが起こることがあります。
小陰唇にコリコリしたしこりがあります。少し痛みもあるのですが、放っておいても大丈夫でしょうか。
小陰唇や大陰唇にできるしこりは、ほとんどはアテローム(外陰脂肪腫)という、脂肪の小さな固まりです。汗腺や皮脂腺が詰まったり、なんらかの刺激を受けてできるものと思われます。まれに外陰線維腫といって、線維組織が増殖したものもあります。

どちらの場合も良性なので、痛みなどほかの症状がなければ放っておいてもかまいません。大きくなる場合には、切除することもできます。あなたの場合には少し痛みがあるようですので、念のために一度受診して調べておくほうが安心できると思います。
バルトリン腺がはれ、切開手術を受けましたが、再発しました。どうしたらいいでしょうか。
バルトリン腺は、腟の入口近くにあって、性的興奮時などに分泌液を出す器官です。外陰部を不潔にしていると大腸菌などに感染しやすく、またセックスのときの細菌感染などが原因で、炎症を起こすことがあります。

バルトリン腺が炎症を起こしてはれると、かなり痛みもあり、化膿して発熱することもあります。またバルトリン腺が詰まると、分泌物がたまってのう腫ができることもあります。化膿したり、のう腫ができたりした場合には、その部分を切開しなければなりません。

あなたの場合には、切開手術後に再発したとのことですが、バルトリン腺の炎症は再発しやすい傾向があります。予防するには、外陰部を日頃から清潔にすることが大切です。腟に炎症があるときにもバルトリン腺に影響が出やすいので、腟炎などの治療もきちんとしておきましょう。

バルトリン腺の炎症をくり返す場合には、最終的にはバルトリン腺そのものを切除する方法もあります。かりに切除しても、体調などに大きな障害はありません。