Women's Health

  • HOME
  • 女性のからだ情報
  • お悩み相談・Q&A
  • 運動・食事でヘルシーアップ
  • あなたの健康管理
  • 新着情報

HOME > ドクターQ&A > 自律神経失調症

自律神経失調症

頭痛やめまいが続いています。
 それは自律神経が上手く働いていないのかもしれませんね。病院で検査を受けても異常はないのに、頭痛やめまい、息切れ、イライラ、あるいは便秘や下痢などさまざまな症状に悩まされるもの。このとき多くの医師は「自律神経失調症」と診断します。
自律神経の働きは、ホルモンバランスと密接な関係があり、精神状態でも大きく左右されます。まずは自分を思いっきり甘やかしてあげてください。例えば休日にぬるめのお風呂にゆっくりと浸かり、心とからだをからっぽにするなど。全身を温めてから、足下に水を掛けて汗腺を引き締めるのもおすすめ。これは汗腺に刺激を与えることで、正常な自律神経の働きを促します。
自律神経の「交感神経」と「副交感神経」ってなに?
 自律神経は、筋肉を動かす運動神経などとは違って、自分の意思ではコントロールできない神経です。生命維持にかかわる多くの体の働きは、交感神経と副交感神経という2系統の自律神経がバランスよく働くことで維持されています。
「交感神経」は、主に心臓を動かしたり、胃腸を動かしたり、汗をかいたりと、からだを活動させるために働く神経です。
「副交感神経」は、運動した時や驚いた時などの急激な心臓のドキドキを抑えたり、疲れやストレスなどを緩和させ、心身を休ませるために働く神経です。
必要に応じて交感神経と副交感神経が自動的に切り替わることで、私たちの体はごく自然に働いています。
自律神経は驚きや悲しみなどに対応して、体に反応を表す精神の調節や、体温調節など全身を健やかに保つための役目をしているのです。
もしかして「自律神経失調症」かも。 セルフコントロールを教えてください
 自律神経失調症の原因はストレスからくることが多い。まずは自分の心身のストレスがどこから来ているのかを確かめて、自分をやさしくいたわってください。入浴や音楽鑑賞、読書など、自分がリラックスできる時間を積極的につくりましょう。
さらに栄養バランスの取れた食事を心掛ける、ストレッチでからだをほぐす、プールで泳ぐのもおすすめです。マッサージや整体を受けるのもいいですね。仕事や家事ばかりに没頭せず、気晴らしに遊びにいく元気があればなおよし。
「そんなこと忙しくてできない……」という人は、家事中にも好きな音楽を掛けたり、アルマオイルやお香を炊くなど、リラックス効果を得ることができるはず。自分の疲れやストレスを自覚し、手を上手に抜くことを心掛けましょう。
 自覚のないストレスもあるので、どうにもならない場合は、心療内科の専門医に相談してみましょう。自分で「自律神経失調症」と思っていても、実はうつ病や神経症、パニック障害、化学物質敏感症、慢性疲労症候群などであるケースがあるからです。
 ストレス社会の中、自律神経失調症や神経症は現代病の一種。ちょっとした医師のカウンセリングがきっかけで、心がラク~になります。
自律神経失調症とうつ病は同じ病気なんですか?
「自律神経失調症」とは体を活性させる交感神経と、抑制に働く副交感神経のバランスがとれない状態をいいます。多くの医師の場合、あちこち検査をしても体の不調の原因が判らない症状を総称して、自律神経失調症と診断します。自律神経失調症では、不調が一度にたくさん出たり、日によって、出てくる症状が変わったりします。
一方、うつ病は同じ症状が持続的に続きます。
具体的にいうと、気分の落ち込みやめまいなどの身体的症状が2週間以上続くようであればうつ病です。うつ病の詳しい医学的定義はまだ確定されていませんが、脳内物質の分泌がコントロールできない状態がというのが、現在の見解として定着しています。
うつ病のひとつの症状として、自律神経失調症が現れる場合もあります。自律神経失調症とうつ病は全く違う病気ですが、密接な関係にあります。なぜなら両方とも心と体の両面から治療する必要のある病気だからです。治療していくためには信頼できる専門医を探し、二人三脚でストレスや疲れの原因を究明し、病気をしっかりと理解して、正面から向き合うことが完治への近道です。