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からだ全般について

ニキビが多くて悩んでいます。睡眠不足気味のうえ、メイクを落とさずに寝てしまうこともあるのですが、関係ありますか。
ニキビの原因は、主として性ホルモンのアンバランス、とくに男性ホルモンの過剰によるものといわれています。このホルモンは、皮脂腺の働きを活発にするため、皮脂の量が増えて毛穴をつまらせ、細菌感染によって炎症(ニキビ)を起こしやすくします。

ニキビは、日常生活とも深く関連しています。化粧、睡眠不足、便秘、ストレス、不規則な食事などは、いずれもニキビを悪化させる原因となります。

あなたの場合、睡眠不足がつづいているようですが、これは肌の回復力を低下させ、過敏状態にし、ニキビができやすい原因ともなります。またメイク落としをしないと、ファンデーションなどで毛穴がつまったままになり、雑菌が繁殖して化膿しやすくなります。

具体的なケアとして、次のことを知っておいてください。
1. 石けんできちんと洗顔する(1日2~3回)
2. 睡眠を十分にとる
3. 食事は規則正しく
4. 化粧はなるべくしない(メイク落としはかならずする)
5. ニキビ治療効果のあるローションやクリームをぬる
6. 重症の場合には受診して抗生物質などで治療する

中学生の娘のことですが、毎朝頭痛とだるさがひどく、学校を休みがちです。ホルモンバランスと関係あるのでしょうか。
思春期には女性ホルモンの分泌が不安定なため、いろいろとからだの不調をうったえることがあります。それだけではなく、この年齢期には友人や教師などとの人間関係や、勉強、将来のことなど悩み事も多く、それが影響している可能性もあります。それだけにからだと心の両面から、トータルにみていくことが大切です。

一度、思春期外来を受診してみてはいかがでしょうか。婦人科、小児精神科、小児科などで、思春期外来を設けているところがあります。その結果、必要があれば、いろいろな科を紹介してもらえるはずです。

女性ホルモンとの関係を知るためには、受診の前に1ヵ月ほど基礎体温を測定し、その記録を医師にみせてください。
基礎体温をつけていますが、低温期が8日間くらいしかありません。普通は約2週間と聞きましたが、心配ありませんか。
もともと月経が不規則な人の場合には、低温期が8日間程度と短いこともあります。

また基礎体温は、計る時間や睡眠時間によって、あるいは風邪をひいているとき、汗をかいたときなどには、高温にみえることもあります。大切なことは、その後のパターンや、毎月どのようになっているかといった点です。

基礎体温を2~3ヵ月間つけてみて、低温期が毎月8日間程度ならば、婦人科を受診してください。
ワンポイントアドバイス
基礎体温は女性ホルモンの影響を受けて、周期的に変化します。ただ低温期と高温期の差はわずかなので、微妙な変化を正確に知るためにも、婦人体温計を使います。また1日のうちでも計る時刻によって変化するので、起床時(できるかぎり同じ時刻)に計るようにしましょう。毎日の数値をグラフに記入し、折れ線で結ぶと、変化のパターンがわかります。(基礎体温については、日常の予防「知っていますか? 基礎体温の不思議な役割」をご覧ください)。
基礎体温が高温になったまま下がりません。妊娠の兆候はないのですが、何かほかの病気でしょうか。
排卵がきちんとある月経周期の人で、高温期が20日間以上もつづくことは、妊娠以外にはとても少ないケースです。

あなたの年齢や妊娠経験の有無、高温期がどれくらいつづいているかなどがわからないので、はっきりしたことはいえませんが、まず婦人科的検査(超音波による卵巣や子宮内膜の状態、血中のホルモン値測定など)を受けたうえで、ほかの病気を考える必要があるでしょう。
ひと月前から下痢や腸炎、さらに不正出血がつづき、その後尿失禁があったのでショックを受けています。20代半ばですが、尿失禁なんてあるのでしょうか。
若い人でも、出産をきっかけに尿失禁を起こす例は時々あります。出産時に、子宮や膀胱などを支えている骨盤底の筋肉が弱り、膀胱や尿道が圧迫されることが原因と考えられます。

出産経験のない20代の女性の場合、恥ずかしさなどから受診される人は少数ですが、実際には尿失禁の経験者は少なくないといわれます。

ただあなたの場合、下痢や腸炎など消化器系の症状の原因が何なのか、また不正出血の原因は何なのかについて、きちんと検査されましたか。尿失禁の原因が、体力が落ちたときの一時的な現象なのか、あるいは腹部の腫瘍などと関係しているのかなど、ほかの症状との関連性もふくめて婦人科などで検査を受けたほうがいいでしょう。(尿失禁については、日常の予防「尿漏れ・尿失禁"恥ずかしがらずに治しましょう」もご覧ください)
人間関係の悩みなどから過食症になり、体重が20キロ以上増えてしまい、すべてに自信喪失気味です。お腹がいっぱいになっても、吐きそうになってもまだ食べてしまいます。どうしたらいいでしょうか。
過食症などの摂食障害の根底には、心の問題があります。過食症の場合には、食べることをやめられず、食べすぎては罪悪感に悩むというパターンをくり返すうちに、からだもこわすことになりかねません。肥満によるコンプレックスも、そうした悪循環のひとつです。

心の問題とはいっても、自分ひとりではなかなか改善できません。一度、精神科か心療内科を受診し、カウンセリングを受けることをお勧めします。
ワンポイントアドバイス
拒食症はダイエットがきっかけになることが多いのに対し、過食症はストレスによるやけ食いが慢性化する傾向がみられます。過食症の人には、心理的な満足感を得たいという願望が強く、生理的には満腹状態でも、心が満たされないので食べつづけてしまいます。やめたくてもやめられない、一種の中毒状態ともいえるものです。治療のためにはまず自分が異常な状態にあることを自覚し、治そうという前向きの気持ちをもつことが大切です。
私は便秘がちですが、10年ほど前から便意があったときに下腹部に強い痛みを感じます。排便後は、まったく痛みはありません。痛みの原因には、どんなことが考えられますか。
食べ物のカスは、大腸を通るあいだに水分が吸収されて硬くなり、S字結腸と呼ばれる、左下腹部の直腸の手前付近に停滞しやすくなります。あなたの場合には、もともと便秘体質であるため、大腸のなかに便やガスが滞りやすいのでしょう。

場合によっては、大腸に狭窄(細くなった部分)やポリープがあったり、憩室と呼ばれる小さなポケット状のふくらみができていて、便やガスが通るときに痛みを感じるのかもしれません。

10年も前からの症状ならば、悪性のものではないと思いますが、便意のたびに痛みがあるのでは不安でしょう。一度、外科(大腸を専門とする外科)で検査をしてもらってください。

ときに子宮内膜症が骨盤内、あるいは大腸壁にあって、便がたまったり移動したりするときに痛みを感じる人もいます。もし外科で異常がみつからなければ、産婦人科を受診してください。
ワンポイントアドバイス
女性の便秘の多くは、習慣性便秘といって、外出時や仕事中に感じた便意を我慢しているうちに、あまり便意を感じなくなってしまうタイプのものです。便秘を解消するには、朝食をちゃんと食べて胃や腸を刺激する、腹筋をきたえる、腸の働きを悪くするストレスをためない、食物繊維の多いコンニャクなどを多く食べるなどの方法があります。ひとつだけを実行するのでなく、これらの総合効果によって腸の働きをスムーズにすることが大切です。便秘薬の常用は、かえって腸の働きを弱め、慢性的な便秘の原因ともなりやすいので注意しましょう。
若い頃から毛深いので悩んでいます。脱毛以外には、治す方法はないのでしょうか。
多毛は、人種の違いや遺伝的要因によるところが大きいようです。女性の場合には、ホルモンの過剰などが原因で起こることがあります。また少数ですが、卵巣の腫瘍(多のう胞卵巣症候群など)が原因となっていることもあります。

一度、大学病院か内分泌専門クリニックを受診してみてはどうでしょうか。そのうえで脱毛(体毛除去法)を検討してください。
ワンポイントアドバイス
一般に、鼻の下や口の周囲の多毛は、ホルモン過剰によるものといわれ、抗アンドロゲン薬や経口避妊薬(ピル)で改善する方法があります。ただし、効果が出るまでに数ヵ月はかかります。一方、手足や頬などの多毛は、ホルモン過剰の影響は少ないとされ、脱毛処理が適しているといわれています。
目元のシワが気になります。ドライアイが関係していたり、利き目のほうにシワができやすいと聞きました、本当でしょうか。
どの程度のシワなのかわかりませんが、一般的にはドライアイや利き目、あるいは視力の程度などと、目元のシワとはあまり関係ありません。

目元のシワやたるみには、目の周囲にある筋肉の強さや皮下脂肪の量などが関係しているので、かなり個人差があります。また外的要因としては、紫外線や乾燥によって肌がダメージを受けると、シワやたるみが起こりやすいといわれます。顔はいつも外気にさらされているうえ、目の周囲はヒフが薄いのでとくに紫外線や乾燥の影響を受けやすく、日常的なケアが大切です。

予防としては、マッサージなどで目の周囲の血行をよくすること。そしてUVカットや保湿用のクリームなどを忘れずに塗って、紫外線や乾燥から目元を保護することです。すでにできているシワが気になるときには、美容外科や皮膚科の医師に相談してみてください。(シワについては、日常の予防「あなたの肌年齢は何歳ですか?」もご覧ください)。