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更年期障害について

ホルモン補充療法を行ううえで、副作用など注意すべき点はありますか?
ホルモン補充療法を受けるためには、一定の検査が必要です。たとえば、乳がんや子宮体がんがあったり、その既往がある場合、あるいは肝臓や腎臓の働きが著しく低下している場合には、ホルモン補充療法は受けられません。

実際にホルモン補充療法を始めてからも、定期的な検査が必要です。血圧、乳がん、子宮体がん、さらに骨量 や貧血、肝機能や脂質などの検査です。定期検診は、治療の効果をみたり、副作用の検討などを行ううえで大変重要なものなので、とくに自覚症状がなくてもホルモン補充療法を始めたらきちんと受けることが大切です。

またホルモン補充療法では、ホルモン薬のタイプと方法によって、規則的な出血や乳房の張り、おりものの増加など、月経と似たような症状が現れます。これは、薬としての作用上仕方がないところがあります。

副作用として不正出血や乳房の痛み、しこり、おなかが張る感じ、腹痛などがあります。持続してエストロゲンとプロゲステロンを毎日服用する場合は、月経は起こらないとされていますが、実際には不正出血が起こることもあります。こうした副作用が現れた場合は、定期検診以外の時でもすぐに医師に相談してみましょう。
カウンセリングは、どこで受けられますか?
もちろん精神科でも受けられますが、更年期障害で精神科を受診するのはちょっと、と思う方も少なくないのが日本の現状だと思います。

幸い、最近は大学病院など大きな病院を中心に「更年期外来」といって、更年期障害を専門に診察する特殊外来を設けている施設も多くなりました。こうしたところは、更年期を専門に診てくれるので、カウンセリングを行う心理療法士などの専門家がいるところも少なくありません。あるいは、カウンセリングを受けられるところを紹介してくれるはずです。こうした専門外来を窓口にするのが、体の治療を受けつつ、心の問題を専門家に相談するという意味では、一番身近な方法ではないかと思います。
中高年のスポーツは、どの程度すればいいのでしょうか?
中高年のスポーツは、体力の維持と生活習慣病の予防、そして更年期障害の軽減などが目的になります。以前からテニスやゴルフなどスポーツをしてきた人は、それを続ければいいのですが、今から始めようとする人は、まず体力に合った運動をすることが大切です。
 中高年を過ぎると、年毎に男性は年に1%、女性は1.2%くらい体力が低下してきます。いきなり強い運動をしたのでは、かえってけがなどをする原因になります。人によって体力差もかなりあります。そこで、まずメディカル・チェックを受けましょう。そして、スポーツをしても支障がないことを確認し、各人の体力にあった運動プログラムを組んでもらうのが一番理想的です。

一般的には、中高年の運動は1分間の脈拍が110~130になるくらいを目安に行います。筋肉を伸ばすストレッチ体操や有酸素運動である全身のエアロビクス、筋力アップにつながる運動などを組み合わせて行うのが理想的です。水泳や散歩、自転車こぎなどをベースにストレッチ運動やバーベル体操などを組み合わせるといった形です。これを、1日おきに1回1時間以内行うと効果 的です。とにかく楽しく続けることが大切です。