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子宮筋腫について

子宮筋腫のタネとは、どういうものなのですか?
子宮の壁は、平滑筋という筋肉でできています。この筋肉細胞のできそこないがいわゆる筋腫のタネであり、エストロゲンやプロゲステロンの影響を受けて、成長していくのではないかと考えられています。ですから、タネは生まれつき持っているのかもしれません。
症状がひどければ、それだけ筋腫が大きいということですか?
ここがまた難しいところなのです。子宮筋腫の大きさと症状は必ずしも一致しません。中には10センチを超える筋腫が偶然発見される人もいますが、この場合も大きな症状はなかったので受診をしなかったのです。とくに、子宮の外側にできる筋腫は、月経時の出血量 が多くなったり、痛みが出ることが少ないので気付きにくいことがあるのです。

これだけ大きくなると、たとえば膀胱の方向に発育すると膀胱を圧迫してトイレが近くなる(頻尿)など他臓器を圧迫することもあります。しかし、徐々に大きくなるため、「太ったのかな」と思う程度で、ほとんど症状がなかったと思われます。
 一方、筋腫が小さくても子宮内膜の近くに筋腫があると、月経血の量が多くなり、貧血が進んできます。また子宮筋腫のある人は、子宮内膜症を合併していることも多く、月経痛などいろいろな痛みが出やすいのです。
子宮をとってしまっても、更年期障害は起こらないのですか?
子宮をとってしまうと、妊娠はできなくなります。しかし、卵巣からは女性ホルモンが分泌されているので、女性らしさには変わりはなく、また更年期障害も起こりません。
手術などで子宮を残して筋腫を摘出した場合、子宮筋腫の再発率はどのくらいですか?
筋腫が1個だけの場合は、半分の人はなおってしまって、再発もありません。しかし、2個以上筋腫があると8割以上に再発があると言われています。
子宮筋腫をとるかとらないかは、何を基準に考えればいいのでしょうか?
子宮筋腫は、こうなったら絶対に摘出が必要という基準はありません。基本的にはどのくらい症状がつらいかによって、医師と相談して決めることになります。また、あまりに大きくなっている場合も、内臓を圧迫するので摘出したほうがいいと考えられています。

妊娠を希望する場合、状態によって子宮を残すことも可能です。また、手術の方法も内視鏡などを使って開腹することなく子宮筋腫を摘出する方法も普及してきていますから、医師とよく相談してみましょう。また、不安があればほかの専門医に、セカンド・オピニオンを求めるのもひとつの方法です。